甜 茶 ほんのり甘くておいしいお茶
「甜茶」(てんちゃ)おいしいですよね。 これ花粉症に効くことが科学的にもハッキリして注目されましたが、 中国茶の中でもフツーに美味なお茶といえばこれでしょう。 甜茶って命名も単純に「甘いお茶」ということらしいですが、 あの甘みはルブソシドというステビアの仲間が醸し出してるんです。 |
ルブソシドは砂糖の75倍の甘味があって、カロリーはゼロ。毛細血管を拡張して血糖値を下げる作用があるため、糖尿病や高血圧にもよいといわれています。他にもカルシウム・カリウム・マグネシウム・亜鉛・鉄などが豊富で、カフェインは含んでいないという、まさに健康茶の王道をいってます。 |
甜茶の成分で特筆されるのが「甜茶ポリフェノール」。 花粉アレルギーの原因であるヒスタミンの過剰分泌を抑制する働きがあるんです。 でも一口に甜茶といっても「アカネ科」「ユキノシタ科」「ブナ科」「バラ科」と4種類あって、花粉症に効く甜茶ポリフェノールを含んでいるのはバラ科の甜茶だけだそうです。「甜茶懸鈎子(テンチャケンコウシ)」という種類ですが、このページで紹介してる甜茶のことですね。 |
お茶はあったかい方が身体にはやさしいそうですが、私は冷たいお茶も好きなので、
濃い目に入れて冷甜茶にすることもあります。飲み方いろいろ工夫すると楽しいですよ。
written by 小池壮彦
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