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▼血液型番組がダメなら霊能力はどうなの?(2004年12月8日)
「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」は8日、
血液型を扱うTV番組に配慮を求める各放送局向けの要望を発表した。
血液型で性格が決まるという科学的根拠はないという意見が多数寄せられたため、
血液型で人を価値付けするような考え方は社会的差別に通じるとしてTV各局に要望したもの。
しかしその線でいうなら霊能力者と称する人物が科学的根拠のない見立てをする番組もおかしいわけで、
霊能番組がバラエティの範疇で許されるなら、血液型番組も同様に許容されるという見方もある。
<コメント>
霊能者のいうことより、血液型診断の方が当たるんですけど。
▼報道がビンラディン氏あらためビンラディン容疑者(2004年10月30日)
ビンラディンが9.11テロをアルカイダの犯行と正式に認めたため、
報道はビンラディン氏の呼称をビンラディン容疑者に改めた。
もともとはビンラディン師といっており、師は宗教的指導者につける呼称。
それをテレビ各局がしだいに師と氏を誤解・混同して伝えつつ今日に至っていたもの。
<コメント>
呼び捨てでもいいと思いますが、わざわざ師とか氏をつける方が面白いんですよね。
ザルカウィなんていう山賊にも氏をつけてるぐらいですからね。
▼お昼ですよ!ふれあいホール(2004年10月4日)
お昼のテレビといえば日テレVSフジというのは過去の話。
いまやNHK「お昼ですよ!ふれあいホール」が断トツでおもしろい。
今日はノッポさん(高見映)が出演し、往年のパントマイム図画工作を披露した。
<コメント>
ふつうにNHKっぽい生バラエティなんだけど、
お笑い芸人のNHKっぽくないニュアンスのアドリブがけっこう許容されてるんですよね。
天然シュールな番組なので、知らない人は見てね。
▼TVニュースは報道せず=韓国の極秘核開発(2004年9月3日)
韓国がNPT(核拡散防止条約)に違反して極秘に高濃縮ウランを生産していた問題を
なぜかTVニュースがほとんど伝えないという奇怪な事態が起きている。
今回明らかになった韓国の濃縮ウラン生産量は、核開発疑惑の持たれるイランのケースの100倍。
韓国政府は「少数の科学者らが自主的に行った」として政府の関与を認めていないがそんなはずもなく、
北朝鮮の核開発問題をめぐる6ヶ国協議を無化する行為でもあるだけに決して小さな問題ではない。
<コメント>
新聞もまわりくどい伝え方していますね。
100倍のことを「イランのケースより2ケタ多い」とか、NPT上も問題ないという証言の強調とか。
TVは一部で軽く流す程度?
▼芸能マスコミの勘違い 義経=タッキー問題(2004年8月1日)
来年のNHK大河ドラマ「義経」の主演・滝沢秀明(22)について、
芸能マスコミの論調はこうだ。
「大河ドラマファンの中高年は、役者として実績のない滝沢のことはほとんど知らない。
滝沢の認知度を上げるために事務所が強力支援しているが、さてどんなもんか?」
この論調の何が勘違いかをまとめると次のとおり。
「基本的に義経役は大河ドラマの主役であろうと役者の知名度は関係ない」
「大河ドラマファンの中高年は、義経のドラマ化とあれば、むしろ脇を誰が固めるかに注目する」
来年の大河ドラマの場合でいえば、とりわけ注目されるのは次の配役。
武蔵坊弁慶→松平健/鬼一法眼→美輪明宏/比企尼→二木てるみ
源頼政→丹波哲郎/平清盛→渡哲也/後白河法皇→平幹二朗
藤原秀衡→高橋英樹/金売り吉次→市川左團次/以仁王→岡幸二郎/
<コメント>
源頼朝の中井貴一とか、清盛妻時子の松坂慶子もはまり役だと思います。
夏木マリ、白石加世子、草刈正雄、中尾彬、大杉漣、なども出ます。
壇ノ浦の安徳入水、マツケンの勧進帳、立ち往生・・・いまから想像して泣いてます。
新撰組の失敗は、すでに一定のイメージのある人が、全然似つかわしくない役をやっていることですね。
常識で考えればわかることです。
役者として実績のないタッキーなら、むしろ期待できます。
▼苦情殺到せず? 「スリーピー・フォロー」(2004年6月25日)
24日夜は「木曜洋画劇場」で「スリーピー・フォロー」、
「ロンロバ!」でギロチンをネタにしたおふざけ映像が放映された。
いずれも「首切り」「首なし」がテーマだが、苦情が殺到したのは当然「ロンロバ!」。
もともと評判の悪い番組だけにヤリ玉にあげられるのは必定だったが、
別にイラクで韓国人の首が切られたからといって番組を自粛する必要はなく、
それを理由にした苦情なら相手にしない方向でよさそうだ。
<コメント>
「ロンロバ」は確信犯ですね。いまさら苦情なんて屁でもないでしょう。
見ていたかぎりでは、ロンブーよりマジシャンの方が「首切り」をネタにしていました。
▼五菱会ヤミ金事件 NHKクローズアップ現代(2004年6月15日)
山口組五菱会による闇金マネーロンダリング事件で、
帝王梶山進の指南役・道傳篤(41)が逮捕されたが、
道傳はNHK道傳愛子アナの兄だけに「クローズアップ現代」が見ものだった。
しかし別に道傳愛子アナが出てきて謝罪する演出はなく、
そんなサービスを期待した方が馬鹿だったといえそうだ。
<コメント>
道傳アナって感じのいい方ですよね。
これからもがんばってほしいです。
▼TBS「時事放談」 野中広務の歯切れの悪さ(2004年5月30日)
TBS「時事放談」で常連になっている元自民党幹事長・野中広務だが、
小泉外交を批判しながらも、まったく説得力がないのが印象的だ。
自らは拉致被害者救出よりも土建屋の北朝鮮利権を優先させた過去がある。
拉致問題が長引いたA級戦犯の1人ともいわれるだけに歯切れが悪いのも道理か。
<コメント>
昔の「時事放談」といえば、
細川隆元と藤原弘達の毒舌がウリだったわけですが、
今は人材がいないんですね。
引退した政治家に意見を聞くだけの番組では「時事放談」とはいえません。
▼テレ東の逆襲 重要情報をピンポイントで速報(2004年5月22日)
首相訪朝ニュースを一貫して無視していたテレビ東京が、
小泉・金の首脳会談映像をNHKと同時にスクープした。
「ジェンキンス氏が日本に行くために荷物の整理をしている」という、
どこも報じていない情報を未確認ながら伝えたのもテレ東だった。
結局その情報はガセだったが・・・。
<コメント>
首相が行ったのにあの程度の成果か・・・という意見がありますが、
予想に反したことはひとつもなかったと思います。
▼第4話にも亡霊が・・・「霊感バスガイド事件簿」(2004年5月7日)
テレビ朝日のドラマ「霊感バスガイド事件簿」に、またしても幽霊が映った。
問題の映像は5月7日放映の第4話「未練橋のたもとで」。
菊川怜の扮する霊感バスガイドが悪夢から醒める寝床のシーンで、
背後の暗闇に青白い顔が数秒間にわたり浮いたもの。
同ドラマでのホンモノの幽霊出現は第3話に続き、2話連続となった。
<コメント>
これは仕込んだみたいですね・・・
でもこうなってくると、見逃せなくなってきますねぇ・・・
▼やらせ特番にギャラクシー賞(2004年5月6日)
証言者のやらせがあったことで知られるTBS放映の報道特番
「告白〜私がサリンを撒きました〜オウム10年目の真実」が、
すぐれた番組に送られる「ギャラクシー賞」の月間賞(3月)を受賞していた。
選考がやらせ発覚前だったとはいえ、慧眼を持たない選考委員の見識が問われている。
<コメント>
とりあえず「ギャラクシー賞」おめでとうございます。
でもこの番組、うちのサイトの「すぐれたTV番組大賞」では、やらせ発覚前に大賞候補から外れていました。
よくテレビで顔にモザイクかけて音声を変えた証言者が出てきますが、それに準ずる映像は、だいたいやらせと見ているからです。
この番組のやらせも予想どおりでしたが、もっとうまくやればやらせでも評価できたと思います。
▼菊川怜の背後に亡霊?(2004年4月30日)
テレビ朝日のドラマ「霊感バスガイド事件簿」に幽霊が映った。
問題の映像は4月30日放送の第3話「神隠し三人娘」。
菊川怜の扮する霊感バスガイドが女児殺しの犯人ともみ合うシーンで、
アップになった菊川の横に男の顔が映ったもの。
<コメント>
ADみたいな顔が映ってましたね。
まちがって映ったのを話題づくりのためにあえて使ったのでしょう。
▼バタやん健在 芸能生活65年(2004年4月17日)
NHK「素敵にショータイム」で田端義夫ショー放映。
戦前からエレキギターで活動を続ける田端義夫(85)。
すでに前衛の域を超え神の領域に突入したキャラはいまだ健在だった。
「かえり船」「大利根月夜」など往年の名曲を熱唱。
昨年はBEGINとのジョイントを成功させたこともあり、番組では「涙そうそう」も披露した。
<コメント>
バタやん、全然イメージ変わってないのでビックリ!
昭和14年にデビューして、自作の電気ギター(エレキギター)で活動を始めたのが昭和17年ですって。
それって戦争中なんですけど・・・
▼「牡丹と薔薇」 4月23日夜にスペシャル総集編(2004年3月13日)
フジ昼の帯ドラマ「牡丹と薔薇」が「真珠夫人」以来の総集編放映決定。
同ドラマはドロドロ愛憎劇が受けて平均視聴率8.2パーセント。
「真珠夫人」が平均6.2パーセントだったことからも人気の高さがうかがえる。
<コメント>
これドロドロというより真珠夫人以上にベタベタなドラマです。
登場人物のすべてがイカレテいて小沢真珠はマジ怖いです。
峰岸徹の人格破綻ぶり(演技がですよ)もかなり笑えます。
少女マンガのテイストが受けるんですね、昼の時間帯にテレビ見てる層には。
<コメント>
やっぱりカクが違うわ。あれじゃ小泉さん、鼻タレ扱いされても仕方ないでしょ。
中曽根外交は「こいつなかなかだな」と思わせる人間関係を戦略的に作って成功したんですって。
だから中曽根さんの時代には靖国参拝しても中国とうまくやってたんだって・・・なんて康弘ったらウソいっちゃだめよ。
昭和60年に中曽根さん公式参拝したあと、中国に文句いわれて翌年の参拝は中止に追い込まれてたじゃない。
むしろあれから始まったのよ、中国の内政干渉。そのくらい田原さんも知ってるはずなのに。
まあいいわよ、中曽根さん85歳なのにカッコいいから♪
どんどんテレビに出してちょ♪
<コメント>
早くから商品を多角化した松屋に比べて吉野家はほぼ牛丼一本で来た、
というのは別に誉められることでもなんでもなくて、単にリスクを甘く見ていただけでしょう。
リスクを知りつつ何の手も打ってこなかったことは社長も歯切れ悪いながら話していましたが、
まあどうでももいいんです。吉野家がなくなっても牛丼がなくなるわけではありませんから。
カレー丼の値段がいくらかなんてのもどうでもいい話で、カレーを食べるならカレーチェーン店に行きます。
しかも松屋のカレーもそこそこおいしいときているわけで吉野家の出番はまったくなし。
全頭検査の情緒発言については、いま現在そう言い切る根拠は曖昧なわけで、社長自身の情緒的発言かと思われます。
番組的には、無意味な吉野家応援企画ではなくて、奢った経営体質にも少しつっこんでいたのでまあまあでした。
▼日本テレビ「ザ!情報ツウ」 (2004年2月6日)
「異食症」第2弾・DVDを食べる女性
ストレス解消のためにチョークやDVDをバリバリ食べてしまう26歳の女性。
その模様をリポートしたジャンク映像を朝っぱらから放映。
<コメント>
昔のビックリ人間でこういう人いましたし、めずらしくはないんですね。
でもチョークをポリボリ食べて、口の中まっ黄色なんですよ、この女の人。
タバコも食べるとかいってましたが、かじってるだけでしたね、さすがに。
なのにタバコを食べたというナレーション。
まあ懲りずにやらせっぽいこと、よくやりますわ・・・