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[教育］

▼いまどきの子供報道のねらい(2004年9月21日)

国立天文台の縣（あがた）秀彦助教授や小学校教諭らの調査によると、
全国公立小学4〜6年生のうち4割が「太陽は地球の周りを回っている」と答えたという。
実はこの種の調査は以前からおこなわれ、そのたびに子供の無知をニュースが報じてきた。
つまり目新しいニュースではないが、なぜかくりかえし報道される。
そして、どういう設問から導かれた答えなのかが充分に報道されないのが常である。
国立天文台の縣助教授は理科教育に原因があるとして学習指導要領の改善を訴えているという。
そのこともセットで報道されるので、「教育が悪い」という世論が現に喚起されている。
なるほど目的はそれであろう。
どうやらこの調査なりニュースなりは、教育行政批判のプロパガンダであるようだ。
いってみれば日の丸・君が代に反対する勢力の目的と同根の疑いがある。

<コメント>
私も地球が太陽の周りを回っていることなど誰からも教わっていません。
でもそんなことは学校で教えられなくても知る機会はいくらでもあります。
学校で教えたから知っている？　教えていないから知らない？・・・もう馬鹿かと。
学習指導要領はこの問題に関係ないと断言できます。
しかし学習指導要領に問題ありというコメントだけが繰り返し報道されています。
これを情報操作といいます。

▼女性教師が体罰？（2004年2月4日)

福島県の小学校で４０代の女性教師が３年生の子供を叱ったところ、
「先生が怖い」と児童が親にこぼし、親が校長に連絡した。
夕刊フジによると、女教師は算数の問題が解けなかった児童に、
「こんな問題もわからないのか。ばかじゃないの」となじり、頭を叩いたという。
教師はしつけのつもりだったが、担任を外された。

<コメント>
いまの世の中、子供を甘やかす親や教師が多いことが問題なのに、
ちょっと厳しい先生がいると、すぐ体罰報道ですね。
先生が怖い・・・て、それがありうべき姿でしょ。怪我させたわけでもなし。
子供は大人の横暴さを目の当たりにすることで成長するものです。
そして痛みを身体で教えられなかった子供が、平気で人を傷つけるようになるのです。
そのことを忘れてはいけません。

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